開発半年遅れが好転に 

シーマは3ナンバー専用車体として登場しました。搭載されたエンジンはVG30DE型V型6気筒DOHC NA・200psとVG30DET型V型6気筒DOHCターボ255psの2機でした。ボディータイプは外観のスタイルを重要視し、ベースのセドリックなどの主力モデルと同様のセンターピラーのない4トドアピラーレスハードトップでした。もともと日産の開発グループが、トヨタやクラウンの3ナンバー版を開発しているという情報を聞き、急遽開発を開始することになり、開発期間の関係でセドリックなどとの同時の発売は出来ずに、半年遅れての発売になりました。しかし、その半年の遅れによってセドリックやグロリアとの印象を大きく変えた事で特別のイメージが出来あがり、5ナンバーと3ナンバーのイメージ゙を同じにしたクラウンとの差別化に成功することになりました。

3ナンバー人気の火付け役 

デザインのモチーフはなんと鎌倉の大仏でした。ボンネットに堂々そえられているエンブレムはアカンサスの葉をまねしたものです。 国産車離れしたおしゃれな外観と動力性能の高さから、当時の国産同じクラスのセダンとして人気を集めました。しなやかな乗り心地や、アクセルを踏みこんだときに静かな加速を見せるその様子は中高年の方の憧れとなり、「シーマ現象」と呼ばれるほど爆発的に売れました。また、この人気から3ナンバーに人気が集まるようにもなりました。社用車や個人タクシーにも採用されることも多くなりました。


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